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2007年 12月 15日

2007 秋 臺灣  臺灣de遠足 2 その1


3:1の羨ましいシチュエーション遠足、の明けの日。
3:2の紅、白の遠足Ⅱ。

行った先は、




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北埔(ベイプ)



私達が行ったここ北埔は、台北から日帰りで行くことができる人気のスポット、客家の方々が多く住まわれる地です。

最近も、日本の女優さんが行かれてこの北埔をレポートされていました。

ちいさなちいさな、田舎町。





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この地区のお金持ちの方の家。
戦前の日本に留学されていたとか。

私は、この建物をとても懐かしく見ました。
幼い頃からの、かかりつけのお医者様の医院が、ちょうどこのような建物でした。
それを帰ってきて、写真を整理する内に思い出したのです。

入口のガラス戸のドアを開けると、黒光りがする廊下が暗く恐いもののように思えた昔。
きっと、戦前から焼け残った病院だったのかもしれません。緩くカーブを描くような階段を上がると、畳の部屋の病室がありましたっけ、、、

白髪の先生と、白い割烹着姿の奥様。
暗い診察室、そこの格子の窓から見えた(と思う)外の光。




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台湾の小さな街を歩く度に見える、私の想い出。







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そんな住宅もあれば、中国の伝統的な建築様式(多分三合院)の建物が現役で使われています。
個人のお宅なので、外から見るだけ。
塀の中を近くから覗くこともできません。

参観ができるこういった様式の住宅は中が暗いのですが、今を住んでいる方はどのようにしてあるのでしょうか。
とても、興味があります。






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赤煉瓦塀沿いの路地。





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塀の上の苔生した様子は、湿気が多い国のもの。
美しく緑なす苔は、幾星霜を経てきたのか。






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茶藝館へ。
客家の伝統茶、


擂茶(レイチャ)

を頂きに。



水井(スェイチン)

この茶藝館の名前です。
1920年代に建てられたという、日本家屋。
ここでも、日本人は住み、生活をしていたのですね。

確か、樟脳で財を築いた大金持ちが先程の中国の伝統様式の家を造ったと言うことでしたので、きっと、その樟脳の売買などでも日本人が駐留していたのかもしれません。




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高い塀に囲まれているのは、風よけでしょうか?
あまり、陽が差し込まない表庭は苔生していました。




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この丸窓は、当時からあったものかどうかはわからないところですが、日本家屋に丸窓、この取り合わせが富の象徴のようにも見えます。






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はい。これが擂茶(レイチャ)です。
身体にいいと言われる数10種類の、穀物の種や実などを大きなすり鉢で、油が出るまで擂ります。
私達は、自分たちでということで、こちらの夫婦あちらの夫婦、こちらのお友達あちらのお友達という組み合わせで、
スリ・スリ・スリ。。。





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なかなか、お店の方のokがでません。




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ちょっと、他の方にスリスリはおまかせして、隣の日本間を見せて頂いたり、軒先にさがる鳥かごを見てみたりと、、、



はぁい、大丈夫。



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こうやって、お湯で伸ばし、かき混ぜながら、



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お米のお菓子、ポン菓子のようなものが山ほど漏られたお茶碗に、これを注ぎ入れます。



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お茶漬けのようにして、頂く擂茶(レイチャ)。
自然の恵みの甘さが驚くほどです。
身体によいものを全部混ぜてこのように頂くものを、一体いつ誰が見つけられたのでしょうか。


ここ、北埔(ベイプ)は散策をしていても、何かをいただいても飽きることがない、とても魅力的な街です。





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いろいろなことがあったこの年月のなか、台湾の方々が日本家屋をきれいに手入れをされて現役で使って下さっている、あるいは、参観可能な歴史の遺物として大切にして下さっているということに、いつも、感動を覚えます。
私達が、幾多の歴史を経た後でもこうやって訪れることができるのです。

この仄暗い室内の土間や日本間に、かつての日本人の息吹を感じます。








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北埔(ベイプ)の街並みに魅せられて長々と書いてしまいましたが、次回は、美味しい客家料理編を。
見ると食べる、必ずセットの私達の旅。いろいろな方達のおかげで毎回素敵な旅をさせて頂いています。
ありがとう。

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by morimaman | 2007-12-15 10:17 | 台湾 | Comments(18)
Commented by miyu at 2007-12-15 10:46 x
ほかの方がとった写真を以前見て、ここも、いつか訪れてみたいなあと思っていたところです。morimamanさんの記事を見て、うぅ・・やっぱりいきたいと思ってしまいました。
お茶も、不思議な感じ。自然の恵みの甘さ、味わいにいきたいですねぇ・・・!
Commented by yang at 2007-12-15 20:22 x
guuzen kinou mitsukosi de reicha(insutanto)wo
kaimasita.
honba no monoha oisiindeshoune!

itsuka itte mitaina!!
Commented by morimaman at 2007-12-15 20:44
miyuさん。
とてもいいところですよ。
是非行かれて下さい。
見るべき所も多く、ゆっくりと散策するにはもってこいです。

美味しい食べ物、お菓子、、、こういう素敵なところがだくさんの台湾に、惹かれっぱなし!!
いつか、miyuさんと散策したいです♪
Commented by morimaman at 2007-12-15 20:47
やんさん。
ですよね。
驚いてしまいましたが、PC環境が悪いらしいですね。

素敵なところでした。是非行って頂きたいのですが、台北でお忙しい?
インスタントも美味しそうですが、スリスリをして擂ったお茶は格別です。
ぜひ召し上がってみて下さい。

忙しそうだけど、愉しそうな毎日、羨ましく拝見をしています☆
Commented by 讃岐おばさん at 2007-12-15 23:14 x
私もここは行ったことがないんです。
ぜひスリスリしていただきたいわ~♪
20回近く訪台してるのにまだまだ行き足りないです(^^ゞ
Commented by morimaman at 2007-12-16 08:21
讃岐おばさん。
是非、行かれて下さい♪
とても、いい街でした。客家料理ももちろん美味しいし。
おいしいお菓子屋さんもあります。(本当に美味しい芋餡で、サクサク皮の)

スリスリ(実際はゴリゴリ)の擂茶も是非☆
20回、、、足下にも及びません!先輩!!!
Commented by ymomen at 2007-12-16 10:03
趣のあるお宅。
わたしも中を覗いてみたい好奇心に駆られます。
どんなふうにお住まいなのでしょうね。

レイチャ、
滋養のあるものですね。
おもしろいですねえ。

丸窓というのもいい。
割れたときには、それにあわせてガラス屋さんに切ってもらうのでしょうか。
日本人の住んでいた住宅にも、興味があります。
この中も。

すてきな街、
いつか、ご一緒してくださいね。
Commented by morimaman at 2007-12-16 20:58
momenさん。
危ない人のように、覗いてみたい家がたくさんです。
できれば、ちょっと生活もしてみたいような。
日本でも、小津安二郎の世界のような家に心惹かれます。ああいった家に住んでいたからでしょうか?

擂茶も愉しい飲み物です。
momenさんと立ち寄った先は必ず宿泊をしなくてはいけないほど、好奇心に満ちあふれている私達は、向かうところ敵なし!!

丸窓は、それだからこそ富の象徴のような気がします。台湾は湿気の多いところですので、維持などが本当に大変でしょうけど、いまもって現役です。

本当にゆっくりと台湾の魅力にひたりましょう。二人して、、、(もしかしてプラスαかもしれません)
Commented by mikomiko114 at 2007-12-17 08:04
日の出の時間な今、きっと天安門広場で国旗掲揚をしている頃じゃないかな?というぐらい早起きな今日は娘たちの学校は休み・・・。戦いの前の静けさ!みたいな感じ・笑

今の窓からの景色の静けさと、上の写真の静けさが重なります。
にぎやかな北京。たまに、写真のようなザワザワ感の無いところに行きたい気持ちになるときがあります。
5分の散歩でいいのです。それぐらいで十分に心が落ち着きそうなところですね。
まさに田舎育ちな私の心休まる風景そのもの。
素敵なところですね。
↑のもめんさんとMorimaman-sanが二人して塀越しに見苦しいほどに好奇心いっぱいに覗いている姿が「簡単に」想像でき、笑ってしまいます。
Commented by morimaman at 2007-12-17 09:39
mikomikoさん。
私は今朝はとてもゆっくりとしています。
家で静かにしています。

ここも歳の喧噪とは離れ、いいところでしたが、お昼からは観光客で一杯。でも、うるさくはなかったですね。
私達が集中して楽しんでいたから、気にならなかったのかもしれません。

momenさんと、私の好奇心。同じレベルで大好きです。きっと、誰にも止められないと思いますが、momenさんはドアベルをきっと押してしまうでしょう。(私は後ろからついていきます)
Commented by kenmamay at 2007-12-17 15:03
私もお宅拝見してみたいです^^

スリスリして擂茶を飲む?食べる?したいです。(ちょっと日本語おかしいですけど)
自然の恵みの甘さというのが魅力ですね。

遅くなりましたがお誕生日おめでとうございます。

それからマンゴーですがマンゴープリンにしていただきました。
とってもおいしかったです^^
(3時のおやつのブログの方にUPしました)
Commented by morimaman at 2007-12-17 21:20
kenmamayさん。
仲間です!!一緒に覗いてみましょう。もしかしたら、お家に入れて下さるかもしれません。(と、反対に通報されるかもしれません)

擂茶も美味しいですね。自然の穀物や木の実の甘味はこんなにも滋味深い味なのかと、驚いてしまいます。
是非是非、、、。

ありがとうございます。毎年のことですが、今年も誕生日を家族で迎えることができて幸せでした。

マンゴーも美味しくして頂いてありがとうございます。こちらのジャムは、本当に美味しくて、バナナを頂いてみましたが、イコールバナナケーキと、連想してしまいます。

美味しい台湾、kenmamayさんもいかがですか?
Commented by mahos-table at 2007-12-18 07:12
久々の台湾画像、嬉しいです。
なんだかホッとしてしまいました。
そして、はじめてみたレイチャ、興味津々です。
最後にポンポン菓子のようなものが出てくるとは意外でした!
これは、普通に旅行で行っても、
めったにお目にかかれないものでしょうか。
とっても美味しそうです。 食べてないけど、懐かしい味がしそうです。
Commented by morimaman at 2007-12-18 23:19
mahoさん。
喜んで頂けて、とても嬉しいです。
ホッとする台湾をホッとした思いで見て下さる方がいらっしゃる、、、
励みになります。

擂茶。初めての経験でしたが、台北でも、客家料理のお店ではあるかもしれません?
ここは、普通のお茶もあるのですが、客家の地域でこのような日本家屋の茶藝館でいただく、擂茶。
本当に美味しいものでした。

台北から交通の便は悪いのですが、遠い地域ではないので交通手段さえ駆使できれば、、、夢ではありません♪
Commented by Saori at 2007-12-20 01:21 x
また面白いものを紹介してくださってありがとうございます^^
スリスリしていただくお茶・・・珍しいですね。
本当に一体誰がいつ考え出したのか?とても不思議に思います。
体に良い物を美味しくいただけるのは最高ですね。

いつもmorimamanさんの台湾の写真を見て私もどこか懐かしい日本を感じているのですが、きっとmorimamanさんの幼少の頃の記憶のフィルターを通して見せてもらっているから余計にそう感じるのかもしれないな・・・と今回小さい頃のお話を聞かせてもらって思いました。
Commented by morimaman at 2007-12-20 19:43
Saoriさん。
懐かしいものや珍しいもの、、、いろいろと愉しい台湾旅です。
台湾も、元々の出身の方がいろいろで、その出身地の珍しいものがそこかしこで見ることができます。
ここも客家出身の方が多いので、きっと大陸の方では伝統的にあるのでしょうね。

本当に私が懐かしいと思う風景をまだ、郊外では見ることができます。小父さんや小母さんでさえ、’ホラあの人に似ている、、、’などと、ミス・マープルのように呟いています。(ただし、事件はないです)
Commented by ladymtaiwan64 at 2007-12-22 18:23
コケが良い雰囲気です。わたしも北埔に言ったときはコケばかりを撮影してました(笑)。
Commented by morimaman at 2007-12-22 21:39
Lady M さま。
苔の雰囲気は、ここでも菁桐の駅舎の屋根といい台湾の気候から醸し出される美しいものですね。
苔ばかりを撮影ですか。いいポイントはどこでしょうか?


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